ビタミンPが持つ驚くべき3つの効果とは!?どういった食べ物に含まれているの?
私たちの身体の中では、たくさんの組織力や栄養素で健康を維持しています。しかし、身体には欠かせないビタミンですが、体内では作られないため食品で補う必要があります。
ビタミンというとビタミンCが思い付く方が多いと思いますが、今回はなかなか聞きなれないビタミンPにスポットを当てました。
ビタミンPの効果や、どういった食材に多く含まれるのか、摂取することで副作用の心配はないか
をご紹介していきたいと思います(*´∀`*)
ビタミンPの効果とは
ビタミンPの効果には大きく分けて以下の3つの効果があるといわれています。
- ビタミンCの補助
- 毛細血管の調整機能
- 血管の収縮の調整
それぞれ詳しく見ていきましょう♪
ビタミンCの補助
ビタミンPはビタミンCの効果を安定させてくれる役割があり、ビタミンCの酸化を防ぐことができるのです。
なので、多くのビタミンCのサプリメントには、このビタミンPが一緒に配合されているんですね♪
毛細血管の調整機能
毛細血管を適度に調整することで、ウイルスや病気に打ち勝つ丈夫な毛細血管にしてくれているのです。
血管の収縮の調整
不安定なビタミンCの手助けをすることにより、血管の収縮も調整しているので、心筋梗塞、脳疾患、高血圧の予防も効果が期待出来ます。
またビタミンPの不足により、歯磨きの時など歯茎から血が出やすくなったり、すぐにアザが出来てしまったり、様々な血液性の病気を引き起こす恐れが出て来ます。
では次の章でビタミンPは一体どういった食べ物に含まれているのか?見ていきましょう♪
どういった食べ物に含まれている?
ビタミンPの効能が分かっても、一体どんな食品に含まれているのかわからないよ~という声が聞こえてきそうですね^^;
実はビタミンPは1種類ではなく、数種類あり、全てを集約してビタミンPと呼んでいます。代表的なのは以下の3つです。
- へスぺリジン
- ケルセチン
- ルチン
それでは種類別にビタミンPが多く含まれる食材を見ていきましょう。
「ヘスペリジン」
柑橘系のフルーツに含まれてます。グレープフルーツや、レモン、みかんなどです。
薄皮に多く含まれているので、実と一緒に食べるとよいでしょう。また、果物はビタミンCも一緒に摂取することができるので、おすすめです。
「ケルセチン」
赤ワイン、緑茶、玉ねぎなどです。
「ルチン」
蕎麦粉に含まれるのでお蕎麦で摂取することが出来ます。
水に溶け出す性質なため、蕎麦を茹でたときの濁った茹で汁の蕎麦湯で効果的にルチンが摂取できます。
ビタミンPの摂取量に関して基準などはありせんが、理想的な量は一日当たり20~100mgだと言われています。
ビタミンPだけ摂取するのではなく、一緒にビタミンCを摂ることで、より一層効果が期待出来ます。
1日2~3回ほど、食後に摂ることにより最大限効果が発揮されます
よ。
では最後にビタミンP摂取による副作用ってあるの?と気になるかたもいらっしゃるかと思うので、そちらについて解説していきます!
ビタミンP摂取による副作用ってあるの?
ビタミンPは水溶性で、すぐに尿などで排出するので多く摂取しても心配することはありません。
これだけの働きをしてくれるビタミンPですが、ほぼ副作用がないとされてます。しかし、ビタミンPを多く含む柑橘類をたくさん摂取することで、お腹が痛くなったり、お腹を下したりすることがまれにあるようです^^;
身体を冷やす効果も柑橘類にはあるので、特に冬場など寒い日はフルーツなどでビタミンPを補う際には気をつけましょう。
また、稀なケースではありますが、食品からの摂取ではなく、サプリメントなどからの多量摂取では、胃のむかつき、胃の閉寒、頭痛などが報告されています。
妊娠中、授乳中の方、薬を服用している方は、必ず掛かり付けの医師に相談してから、サプリメントを使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あまり聞きなれないビタミンPですが、身近にある食材で手軽に摂取することが出来ます。
ビタミンCの安定をサポートし、私たちの身体のバランスを整えてくれる強力な栄養素であるビタミンP。
アザができやすい、歯茎から血が出やすいなどの身体からのサインがあったら積極的に取り入れるように心がけましょう。
またサプリメントからの摂取をお考えの方は用量、用法を守り、時に医師に相談して、上手にビタミンPの不足を補いましょうね♪