ファスティングで頭痛や吐き気は好転反応？そういった症状が出る理由とは？

ダイエットのために減量したい、ならば食べないのが近道では？ということで、近年話題となっているファスティング、いわゆる断食に挑戦する方が増えているようです。。

確かに何も食べなければ体重は減る気がしますが、健康への悪影響はないのか心配ですよね。また周囲からは「ファスティングをして体調を崩した」とか「頭痛や眠気、吐き気に襲われて辛い」といった声も聞かれます。やはり、ファスティングは健康に良くないのでしょうか？

今回は、こういった悩みを解決するために、ファスティングの際に起きる頭痛や吐き気といった症状の正体や解消法についてご紹介していきたいと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)و

ファスティングで頭痛や吐き気は好転反応？

ファスティングを始めると、数日で頭痛や吐き気、眠気、下痢、便秘、めまいなどといった症状が現れます。

これらは好転反応と言われており、ファスティングの最初の登竜門と言えます。すなわち大半の人が経験する症状なのです。

では次の章でいったいなぜそういった症状がでるのかご紹介していきたいと思います！

なぜそういった症状が出るの？

「好転反応」とは、そもそも症状が良い方に向かっているときに一時的に悪い症状が出ることです。

東洋医学では「瞑眩（めんげん）反応」と言い、「瞑眩なくして効果なし」と言われるほど、必ず出る症状だと言われています。つまり良い方向に向かっている兆候として捉えることが出来るのです。

好転反応が出るのは、いきなり身体に刺激を与えることで、身体がそれに順応しようとするからです。

ファスティングの場合、いきなり食事の量が減り、固形物から水やジュースだけの食生活になります。そうすると、それまでの食生活で溜まっていた体内の毒素や老廃物が排出されるため、体調が一時的に悪化し、頭痛や吐き気が起きるのです。

ただし人によっては、ファスティング方法が合わず、本当に体調を崩している場合もありますので、何日も続くようでしたら病院に行かれることをおすすめします＾＾；

またファスティングを始める前に、少しずつ食事量を減らしておくと、胃腸もそれに慣れてくるので好転反応が軽度で済む場合もあります。

ファスティングの際には塩分を摂取すると頭痛や吐き気などが治るという話も聞いたことがある方もいるかもしれませんが、次の章ではその真偽についてお話していきます♪

塩分を摂取すると治るって本当？

好転反応の解消法は様々ですが、よく塩分を摂取すると良いと言われます。これはファスティングによって塩分が不足し、貧血状態になるためです。

頭痛や吐き気といった症状は、実は好転反応ではなく貧血によるものだった、という場合もあります。そこで塩分を摂取して症状をなくしたり軽減したりすることが出来ます。塩飴をなめたり、ファスティング中に摂取する水分に少し塩を混ぜたりすることをおすすめします(◍•ᴗ•◍)

また好転反応の原因は毒素や老廃物が溜まっているということですから、それらを早く排出してしまえば良いのです。こまめに水分補給を行い、1日2リットル以上は水分を体内に取り入れましょう。

軽く運動をして汗をかいたり、代謝を良くしたりするとより効果的になりますよ♪

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回はファスティングの際に起こる好転反応の正体や解消法についてご紹介しました。

ファスティングはダイエットに効果的と話題ですが、自分に合っていなかったり、極度の体調不良になったりした際にはすぐに止めてください。無理して続けて大きな病気にかかってしまっては本末転倒ですからね＾＾；

ちなみに、ファスティングの期間は3日間が効果的だそうです。ファスティングで弱りかけた臓器を修復しようとして身体が消化を休ませ、3日間で正常に戻るからです。そのため3日間断食→量を減らして固形物を食べる生活→3日間断食…というように、定期的に続けると臓器の状態が良くなり好転反応の症状の軽減に繋がります。

ファスティングダイエットを始めようとしていた方は、ぜひ参考にしてみて下さい。