米油の効能とは?摂取しすぎると危険って噂があるけど・・・
テレビや雑誌などで話題の米油。健康食品として見かけますが、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
普通の油とどう違うの?どういう風に摂取するものなの?いろんな疑問がわいてくると思います^^
ということで今回は米油の正体や効能についてご紹介していきたいと思います。
健康食品を食事に取り入れようと考えている方、米油に興味のある方、ぜひご参考にしてください。
ではまず米湯とは何ぞやということについてお話していきます♪(^^)
米油って何?
米油とは「食用植物油」の一種で、健康志向を目的に植物から出来た食用油のことです。JAS規格では「食用こめ油」と表記されています。
米油は玄米を精米するときに出る米ぬかから出来ており、この米ぬかには天然栄養成分がたっぷり含まれています。たとえば植物ステロールやビタミンE、不けん化物などです。これらの成分による効能は別の章で詳しく説明していきます♪
また米油はオレイン酸などを多く含んでおり、脂肪酸のバランスが良いため油切れが良く、揚げ物料理での使用におすすめです。油切れが良い方が健康的ですし、さっぱりとした味を楽しめますね(^^)
ほかにも米油には
- 劣化しにくい
- べたつきが少ない
- 耐久性があり、繰り返し使える
といった特徴があり、健康効果だけでなくお料理をより楽しむための食用油としても効果が期待できます。
では次の章で米湯にはどういった効果があるのか?見ていきましょう!
どういった効能があるの?
上記にも書いた通り、米油には植物ステロールやビタミンE、そしてバランスのとれた脂肪酸が含まれています。
それぞれの特徴を少し詳しく見ていきましょう!
植物ステロール
植物ステロールにはコレステロール値を低下させる作用があり、それによって動脈硬化の予防・改善に寄与しています。またほかの食用油に比べて食物繊維を多く含んでいるため、美容効果や便秘予防などにも効果的です。
ビタミンE
そして米油のビタミンEは、通常よりもビタミンEが多い「トコトリエノール」が含まれています。ビタミンEは体内の脂質の酸化を防ぐ効果があるため、植物ステロール同様、コレステロールの低下や動脈硬化の予防、そして生活習慣病の予防など多くの健康効果が期待できます。
ここまでの効能を一度に取るためには、ビタミンEの含まれたアーモンドやナッツ、野菜を食べたり、コレステロールを下げるために運動をしたり、ととても大変です。そのため米油は食用油としてとても優秀なのです。
食用油として使用する際、揚げ物料理はもちろんですが、体内に摂取したいときにはドレッシングの材料とするのもおすすめです。また米油は米ぬかから出来ているためお米との相性が良く、お米を炊くときに少し入れると美味しさが引き立つと言われています。
次の章では米湯は危険なんじゃないか?という噂もあるようですので、その真偽についてご紹介していきたいと思います!
米油は危険って噂もあるけど実際どうなの?
たまに米油は危険なのではないか、と言う声を聞きますが、そんなことはありません。むしろ食用植物油として公式に認定されていますから、正しい摂取方法をすれば全く危険ではありません。
ただし以下のような使用をすると、危険性が高くなります。
- 劣化しにくいため、揚げ物料理に何度も使った
- 健康効果を上げるために、大量摂取した
それぞれ少し詳しく見ていきましょう!
劣化しにくいため、揚げ物料理に何度も使った
米油は確かに参加しにくく劣化しにくいですが、それでも油の一種です。2~3回使ってみて、たとえば油切れが悪くなってきたと感じたら交換しましょう。季節によっても限度は異なりますので、そのときの気温や作った料理によって判断して下さい。
健康効果を上げるために、大量摂取した
米油は健康効果が高いですが、多量摂取は逆効果です。特に油料理でお腹がゆるくなりやすい方などは、使用量に注意して下さい。一度の量よりも続ける事が大切です。ほんのり味を感じられるくらいの量で、毎日摂取するようにしましょう。
以上のことに注意するとして、もしそれでも心配なのであれば、国産の米油を使ってください。日本の玄米の米ぬかから出来た油ですから、厳正な管理の下に作られているため、ほぼ間違いなく安全です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は米油の特徴や効能、危険性などについてご紹介していきました!
普段の料理を少し健康志向に変えたい方、健康的な食用油にチャレンジしてみたい方はぜひ米油を使ってみて下さいね(^^)