二日酔いで頭痛が治らなくてつらい!試してみたい5つの対処法とは?
ついつい飲み過ぎてしまった翌日、朝起きて「ぐあああ!頭が割れそう・・!」ひどい頭痛に悩まされた経験ってありませんか?このヒドイ頭痛の原因は、まぎれもなく前日のお酒。
頭痛のひどさに仕事を休んでしまったり、その日一日何もできずに寝込んでしまったり・・
この二日酔いによる頭痛、本当に厄介ですよね。一刻も早くこの酷い頭痛から解放されたい、頭痛の無い日常を取り戻したい・・!そんな時、効果的な対処法ってあるのでしょうか?
今回はこの「二日酔いによる頭痛」の対処法から、頭痛の起こるメカニズム、市販の頭痛薬を使っていいのか?などなど、気になる二日酔い頭痛についてまとめてみました!
早速、頭痛が治らない原因から見ていきましょう!
二日酔いで頭痛が治らない原因は?
二日酔い頭痛の原因は、飲み過ぎたことに対する体そのものの不調、と思われがちですが実は「お酒のある成分」が頭痛を引き起こす直接的な原因となっているのです。
それが「アセトアルデヒド」という成分なのですが、アセトアルデヒド、なんと毒性があるのです。
毒性があると聞くとびっくりしてしまいますよね。お酒自体が毒物?!恐ろしい・・
でも毒物を飲んでも少量ならなんともない理由は、体がこのアセトアルデヒドを分解してくれているので、少量気持ちよく飲んでも体調に変化が現れたりはしません。
ではどうしてこのアセトアルデヒドが頭痛を引き起こすのか?
原因はその「量」にあります。
いくら体が分解してくれているといっても、その量には限界があります。大量に摂取されたアセトアルデヒドは分解しきれず体内に残ってしまうのです。
体内に残ったアセトアルデヒドは血中をめぐり血管を拡張させる動きをするため、脳周辺の神経を刺激し、激しい頭痛を引き起こしてしまうのです。
頭痛が治らない原因は「アセトアルデヒドが分解されず血管を拡張させる働きをし続けている」からなので。色々と考えると、アセトアルデヒドって怖いですよね。名前も仰々しいですし。
原因がわかったところで、次は対処法が知りたいですよね。さっそく見てみましょう!
対処法ってあるの?
特効薬があるというわけではないのですが、原因を知っているとおのずと「残ってしまったアセトアルデヒドをなんとかしたらいいのでは・・?」という考えにたどり着きますよね。
この頭痛の原因物質をさっさと体外へ排出したい!その方法が5つほどありますのでご紹介します!
- 水を大量に飲む
- 嘔吐する
- ウコン飲料を飲む
- 寝る
- コーヒーを飲む
それぞれ詳しく見ていきましょう♪
水を大量に飲む
水を大量に飲むと、トイレに行って排出する回数が増えますよね。排出される不要物の中にアセトアルデヒドの分解物も混ざって排出されるので、水分を沢山摂ってどんどん分解→排出の運動を活発にしましょう。
嘔吐する
嘔吐が苦手な方はなかなか難しいと思いますが、お酒を飲むときは必ず何か食べながら飲みますよね。胃にそのお酒まみれの食べ物が残っているとアセトアルデヒドも同量に残っていると思われます。食べ物ごと吐いて体外に出してしまうのも一つの手です。
ウコン飲料飲む
「飲む前に飲む!」なんてうたい文句のウコン飲料、どこにでも流通していますよね。肝機能を高めるとアセトアルデヒドを分解する機能を高めることになります。是非、沢山飲んでしまうなという日には、お酒の前に飲んでいくことをお勧めします。
私は市販の「ヘパリーゼ」というこれもまた肝機能を高めるドリンクを愛飲しています。錠剤もあり、ドリンクが苦手という方にも飲みやすくておすすめです。
寝る
寝てしまえば体が他の活動よりもアセトアルデヒドの分解活動に重きを置くことができます。体を動かさず、じっとしていれば血管の拡張も抑えることができるでしょう。そのまえに、頭痛すぎて寝てるしかないんですけどね・・
コーヒーを飲む
気分が悪くなければコーヒーを飲みましょう!ブラックを薄めに作って利尿作用をアップさせ、毒物を体外へ排出させましょう。コーヒーには血管収縮作用がありますので、拡張して頭痛を引き起こしている血管を収縮させて神経に触ってしまうのを抑える働きもあります。
対処法を見てきましたが、頭痛薬のほうが効き目が早いんじゃない?という方のために頭痛薬の事も調べてみました。実はこの頭痛薬は安易に使うものではないようです。次で見ていきましょう!
二日酔いで頭痛薬を飲むと危険?
危険です!と言い切ってはしまえないのですが、あまりおすすめできるものではありません。
なぜかというと、二日酔いをしている体は肝臓の機能が著しく低下しています。
この肝臓、色んな物質を分解する役割を担っているため、化学物質にあたる薬も肝臓で一旦正常に分解されないと効果を表さないうえに、血中に薬の成分が必要以上に残ってしまったり、胃にかなりの負担をかけてさらなる不快症状を引き起こしてしまう可能性があるからです。
特に薬の表記に「ロキソニン」と記されている場合は要注意で、肝臓がつかれている上にこの強い薬物を分解させようとすることで肝臓の機能障害や薬物中毒の症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
沢山の頭痛薬が出回っているので必ず注意書きをよく読んでから服用するようにしましょう。なるべくなら頭痛薬は使わずに治していきたいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そんなにしんどいのならお酒を飲まなければいいじゃん!なんて、そう考える人も居ると思いますが、そうもいかないのが世の中だし、ストレスフルの世の中では酔いつぶれたい日だってありますよね。
ですが、無防備に飲み過ぎるのは危険です。二日酔いという地獄が待っています。
お酒を飲む前には必ず市販のドリンク剤を飲み、ちゃんと食べ物を食べてお腹を満たし過剰に飲み過ぎることをちょっとだけ防止して、きちんと水分を摂って脱水を防ぐようにとちょっとだけ心がければ絶対に次の日幾分マシなはずです!
お酒は飲むときも、飲んだ後も二日酔いナシで楽しいものにしたいですね(^^♪